Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

IoTの次は、IoB?

現在巷では、モノとインターネットを繋ぐことで新たなビジネスの創出や業務効率化をはかっていくということで、IoT(Internet of Things)が、もてはやされておりますが、既に研究レベルでは、IoTの次のテーマとして、IoB(Internet of Bodies)という人体とインターネットを繋ぐ技術やIoA(Internet of Abilities)という能力(知能)とインターネットを繋ぐ技術というものが登場してきています。

IoBとは何か?ということを少し堀りさげると、三つの段階に設定されるようで、第一段階は、「定量化」の段階で、Apple Watchやfitbitのように身体にデバイスを身につけることで心拍や運動量といった計測を行うことをテーマとしており、これは弊社でも、ある案件にてビッグデータと絡めた開発に携わっています!

第二段階は、「体内化」の段階で、ペースメーカーのように体内にデバイスを入れて何らかの機能を持たせることである。これからも機能の進化はあるだろうが、ここまではすでに実現されています。

第三段階になると「ウェットウェア」といわれる段階で、脳に何らかのデバイスを接続する。ウェットウェアとはハードウェアやソフトウェアというドライなものに対して血が流れる人間の頭脳を意味する言葉である。アニメ『攻殻機動隊』や映画『マトリックス』の世界を実現化するものといえる話になってくるようです。

「ウェットウェア」の段階になると例えば、体内にICチップを埋め込むような話になってきますが、これは既に実験段階では試みは行われているようですが、体内に何かを埋め込んだり、脳に直接働きかけるような話になると、医学治療的な効果としては期待できるのかもしれませんが、違う用途となると、やはり人体への影響(副作用)が懸念されます。

機械の品質は絶対ではないため、つまり想定外の故障や通信障害などにより、予想外のことが起きるかもしれないリスクがあり、その事故により生命に危険が及ぶ(最悪は死に至る)可能性も否定できません。

このあたりThingsであれば単なる事故で済む話でも、Bodiesになると生命のリスクを伴うことも想定されるため第三段階まで普及するか?は、まだ未知数な世界ですね!

いずれにしても世界の技術革新はめまぐるしいスピードで進んでいるようです!