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株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

IBMが開発者向け情報ポータルサイト「IBM Code Patterns」開設

日本IBMは6月11日、開発者向けの情報ポータルサイト「IBM Code Patterns」の日本サイトを開設した。

AI(人工知能)やクラウドなどのアプリケーション開発に役立つアイデアやコードのサンプル(Code Patterns)70種類を日本語でまとめたもので、例えば「ブロックチェーンを使ってTo-Doリスト・アプリを作成する」、「機械学習アルゴリズムのトレーニングを加速化する」などのパターンが公開されている。

それぞれのCode Patternsには短い概要説明と全体を俯瞰(ふかん)するフロー図などが記載されているほか「コードを入手する」からはGitHub上にApache License 2.0で公開されているソースコードを確認できる。

中にはデモ環境を提供しているパターンや、アプリの実装方法を解説する動画のリンクを掲載しているパターンもある。

それぞれのパターンには「IoT」や「Cloud」「Blockchain」などのタグが付いており、関心のある技術テーマなどからパターンを絞り込むこともできるという。なお英語版では6月6日時点で133種類のパターンを提供している。

日本IBMは「開発者がAIやブロックチェーンなどの新しい技術を使ってアプリを開発する際、APIとして公開されているテクノロジーの活用方法を習得する必要があるが、こうした技術は日々更新されているため、過去に習得した技術が使えなくなることもあり、開発者の負担も大きくなっている」として同サイトを公開。今後も開発者への支援を進めていく考えだ。