Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

失敗しないためのAIシステム導入とは?

 

最近、弊社にも、AIを利用した業務システム提案として欲しいという要望が増えています。

具体的にAIを利用した要望の高い技術としては、画像認識、チャットボット、音声認識、予測、マッチング、テキスト解析などの話ですが、弊社がこれまでAIシステム構築に携わってきた経験則から、成功するケースと失敗するケースの違いは何か?を考えた結果、失敗するケースでは、お客様側で下記のような課題があることが挙げられます。

①導入目的が不明確
②システム化するためのデータが不足気味
③運用を含めてSIerに丸投げ
④AI結果精度の過剰な期待

上記の中で、特に予測モデルを作りたいというケースでは、②のお客様の現状所有しているデータが不足気味であるにも関わらず、④のAIでの過剰な結果精度を求めるがために、結果精度があまりにも悪いと高いコストを払ったのに、AIは「使えない」と短絡的に判断されてしまうケースが見受けられます。

これは提案するSIer側も受注欲しさに、お客様の環境を十分に調査せずに過剰な結果精度を適当に約束した上で、プロジェクトを開始する傾向があるため、SIer側にも非があると思われます。

弊社では、上記のようなお客様との齟齬が起こらないように努めており、まずは、AIシステム構築前に、導入目的を明確化して、現状対象業務フローを調査した上で、お客様所有のデータでは、導入目的に対して、どの程度の結果精度が出るかを調査報告するコンサルティング的なフェーズを設けて、お客様との認識Gapが生じないようにした上で、具体的にAIシステム構築のアプローチをしております。

AIの結果精度は機械学習と言うように日々学習しながら精度向上していくものですので、長い目での評価が必要です。そういう意味では、AIシステムは、導入したら終わりではなく、一番重要なのは導入後の運用フェーズということになります!

弊社は、お客様にご納得いただける結果精度が出るように運用フェーズにて、AIエンジン部分のチューニングなどを行っていきます。

そのように「使える」AIシステム実現に向けた万全なコンサルティング提案から運用までの体制を持って、お客様に満足いただけるようアプローチしていきます!