Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

AIで広がる世界

AIを使った有意義な仕組みを2つ紹介させていただきます!

1つ目は、札幌市に「SAPPORO AI LAB」というAIの推進組織があり、この組織の産学官連携プロジェクトが、手話のリアルタイム自動翻訳システムを開発した。手がけたのは北海道大学大学院情報科学研究科の山本雅人教授の研究室と日本ユニシス。札幌聴覚障害者協会と札幌手話通訳問題研究会が手話に関して支援した。

このシステムは、聴覚障害者が薬局を訪れた際に利用することを想定したもの。

薬局の店員の言葉を音声認識し、その内容の手話の動画を聴覚障害者に見せる。この機能は日本ユニシスが開発した。

一方、聴覚障害者の手話は、カメラで取得した映像を、AIを使って日本語の文章に変換し、店員に伝える。この部分を山本教授の研究室で開発した。「動画の内容を認識しなければならないので、かなり難度が高かった」(山本教授)という。

もう1つは、GMOクラウドが、メーターの点検をスマホの写真撮影で簡単に済ませる技術を開発し対象とするメーターはアナログとデジタルの両方だ。そのうち、あらゆるものがネットにつながる「IoT」の技術を適用していない既存品を中心に導入を狙う。

工場設備に取り付いているメーターをはじめ、家庭用の電気やガス、水道などのメーター点検で使える。IoTを適用した「スマートメーター」に取り換えるのはコストがかかる。GMOクラウドは低コストでの実現を強みに需要を掘り起こす。月額利用料金はメーター1個あたり数百円を見込む。

2つとも、ありそうでまだ実現していなかった仕組みであるが、AI技術を使い、ビジネスだけでなく、社会的にも有用な目から鱗の仕組みが実現してきているのですね!弊社もAIの旗印を掲げる以上、負けてはいられません!