作業員の健康管理に関して
弊社は、FitBitのようなバンド型のバイタルセンサーを利用した歩数と健康との関連性研究のためのシステム開発を行っておりますが、この技術を応用して企業の従業員の健康管理に同じような仕組みを使ったシステムを構築できないか?という相談を受けています。
具体的に建設現場や工場などで働く作業員の健康管理(体温、脈拍など)を把握して、体調が悪そうな作業員は、休憩をとらせたり、その日の作業はさせないといった措置をとることにより、最悪なケースに至る前に対処しようということです。
作業員の体調管理をすることは、生産性をあげるためにも非常に重要なファクターとなるため、注目されています!
本システム導入のボトルネックは、作業員に付けさせるバイタルセンサーのコストですが、例えば、必要最小限の情報(体温、脈拍)のみを取得できるような格安バイタルセンサーを開発・使用することで、コストを抑制できれば導入が進むと考えております。
弊社では、企業の生産性を向上させるための情報として、ヒトのバイタル情報を利用するシステム提案を積極的に取り組んでおりますので、ご興味のある方は、ぜひお声掛けください!
プロフィール1
わりと堅めのITビジネスに関する記事をこのブログで書いてきましたが、ここいらでネタも尽きてきた訳ではありませんが・・・私の個人的プロフィールや、はまっていることを小ネタ的にたまには書いていこうかな?と思っています!
第一弾は、私の趣味的な話ですが、私はタバコは一切吸わないものの、お酒が大好きです!アル中ではありませんが、お酒であればビール、焼酎、日本酒、ワインと種類は特に問いませんが、皆でワイワイやりながら飲むのが好きなので、1人酒はあまり好きではありませんし、家でもあまり飲むことはなく、もっぱら人との外飲みばかりですね!
最近は、立ち飲みにはまってますが。
お酒の量は限度なくいってしまうので、ちょくちょく帰りに電車で爆睡してしまい乗り過ごすことがありますが(乗り過ごしエピソードは、別の機会に)
あとは、スポーツ観戦が好きで、基本何のスポーツでも良いのですが、特にプロ野球の地元ということもあり、千葉ロッテマリーンズの大ファンで、よく球場観戦に行ってます!野球以外では、サッカー、プロレスなどの格闘技やギャンブルのジャンルですが競馬も好きですね!
あと運動としては、たまにですが、スポーツサイクリングを楽しんでいます!
趣味が合う方がいらっしゃれば、ぜひ情報交換がてら一緒に飲みに行きましょう!
システムの新元号対応について
ちらほらとですが、企業システムの新元号対応の依頼が弊社にもきております。
以下、今年5月の「BCN+R」での関連記事の抜粋になりますが、やはりさまざまな影響が出ることが想定されますね。
新元号の発表は、2019年5月1日の改元の半年前と言われていた時期もあったが、新聞報道によると、政府会合では改元1カ月前に発表する方針で固まったようです。
民間企業の日常業務では西暦を使うことが多いが、官公庁、金融機関、公的機関に提出する文書等では、まだまだ和暦が使われており、日々の業務で使われている
システムが新元号に正しく対応できるかは、業種を問わずあらゆる組織における関心事になっている。
マイクロソフトは、新元号対応に関する情報をまとめたサイト「Japan New Era Name Support Blog」で、「合字」の問題を指摘している。
合字とは、例えば「平成」という複数の文字を、1字分の文字で記号のように表現したものだ。これは元号のほか、単位や法人格でもよくみられる。
和暦の表示にこのような合字を使用しているシステムが「相当数存在」するという。
国際的な文字コード標準化団体のUnicodeコンソーシアムでは、日本の新元号のためにコード位置を確保するようすでに提案が行われており、コード「U+32FF」が割り当てられる見込みだ。
当然のことながら、新元号の発表後にフォントのアップデートが行われるまで、U+32FFは字体が存在しない“空き地”だ。
フォントを更新した環境では新元号が表示されるが、それ以外の環境では空白や他の記号などになってしまうだろう。
個人や限られた範囲で利用する文書ならともかく、役所や銀行が発行した書類の日付が「〓01年05月01日」というわけにはいかない。
各端末のフォントのアップデートとテストだけでも、トータルの作業量はそれなりのものになりそうだ。
単に表示や印刷ができないだけではない。明治から平成までの合字はコード位置が連続していたが、その前後にはすでに別の文字が割り当て済みなので、新元号は飛び地に割り当てられている。
西暦から和暦合字に変換する処理の中で、合字のコードが連番であることを前提にしたプログラムが書かれていた場合、複雑な改修が必要になる。
複数のデータを日付順に並べ替える、新元号を含むデータを検索するといった処理も、正しく動作しない可能性がある。
また、元々のデータが和暦で作成されていると、対応はさらにやっかいだ。
日付を西暦でなく和暦で管理しているシステムが今どき存在するのか疑問だったが、朝日新聞の5月18日報道によれば、
政府は「システム間のやり取りを西暦で統一するよう、関係省庁に中長期的な改修も指示した」といい、
現在でも一部でシステム連携に和暦が使われているようだ。
(古いプログラムでは現在もまれに昭和2ケタで日付を管理しており、3ケタにあふれる2025年の誤作動が懸念される「昭和100年問題」もあるという)
手書きの書類をスキャンして、文字認識によってデータを入力するような業務でも、認識エンジンの新元号へのチューニングが1カ月で行えるかはわからない。
そのほか、新元号が3文字以上になったり、ローマ字表記の頭文字がこれまで略称として使われてきたM・T・S・Hと重複したりするかもしれない。
ここまで挙げたすべての問題は「あくまで可能性がある」水準のものだが、業務に使うシステムである以上、きちんとテストする必要がある。
改修作業そのものよりも、検証により多くの手間と時間を要するケースも多いだろう。
また、国内では大企業も含めほとんどの組織が、情報システムの保守・運用を外部のITベンダーに委託している。
仮に1件ごとの改修・検証は短時間で済むとしても、来年4月はITベンダーに改修依頼が集中するため、案件をさばききれなくなる恐れはある。
「そもそも改元を想定していないシステムが悪い」「和暦でデータを入力するユーザーが悪い」といった意見はもっともだが、そのようなシステムやデータが現実に存在する以上、何とか対応しなければならない。
エンドユーザーとしてはITベンダーにまかせるしかないわけだが、単に設定ファイルに1行書き加えれば済むというものではないことは知っておく必要があるだろう。
画像認識案件が増えている?
弊社は、AI分野に絡んで、画像認識や画像マッチングの技術に取り組んでおりますが、最近それに関連する案件が増えてきているような気がします。
案件内容は、さまざまですが、例えば、製品(商品)の検品での利用や建築現場機材などの数量確認、商品マッチングなどです。
また、画像認識と絡めて、文字やQR/バーコード認識いわゆるOCRの技術も併せたシステム提案というのも求められています。
どの案件もシステム化の目的の本質としては、人間の目視で行っていた作業の省力(効率)化と生産性向上を狙ったもので、AIを利用した働き方改革の一環であるのかもしれません。
弊社は、こういった画像認識や画像マッチング、OCR技術を利用したシステム化を実現すべく、先端技術を抑えるだけでなく、システム化後の運用にも気を配った提案を心がけております。
弊社は、当該案件に積極的に取り組んでおりますので、ご興味のある方は、ご相談ください!
クレジットカード取扱事業者様向け 「AIによる問合せ対応自動化サービス」を開始しました!
弊社は、チャットボット構築実績をいかして、キヤノン電子テクノロジー株式会社、BSI Professional Services Japan株式会社と共同で、クレジットカード取扱事業者様向けに、問合せ対応のAIによる自動化に関するサービスを開始しました。
プラットフォームはIBM Cloud(Watson API)サービスを採用し、初期構築においては、弊社とキヤノン電子テクノロジー社の構築経験を活かす事で短期間でのサービス提供を実現しました。
また、BSI Professional Services Japan社はAIによる問合せ自動化に加えて、コンサルタントによるメール相談もお客様へ提供し、本サービスの付加価値を高めます。
<サービスの背景と狙い>
BSI Professional Services Japan社は、今後のクレジットカード決済の普及を見込んで、安心してカードを利用するためのセキュリティ国際基準であるPCI DSSの普及、啓蒙活動に尽力してまいりました。
昨今のカード決済需要の増加に加え、今後の東京オリンピック開催や海外からの観光客誘致・増加等の背景を勘案すると、より安全なカード社会の実現がますます重要になってきています。
今後のPCI DSS準拠対応を目指すクレジットカード取り扱い事業者様の増加を視野に入れ、お客様からの問い合わせに対してAIを活用したチャットボットによる自動応答を実現する事で、業務の効率化・迅速化を図ります。
AIを活用したチャットボットの初期構築から機能強化、運用までを当社とキヤノン電子テクノロジーが担うことで、本サービスの成長に応じたプラットフォームの提供を実現します。
<今後のサービス展望>
弊社とキヤノン電子テクノロジー社は本サービスの運用と機能拡張に留まらず、本サービスにより得られた知見を活かし、当社が強みとしている製造業を初めとした各業種での利活用、新たなソリューション(AI、IoT、セキュリティ等)の構築につなげてまいります。
マハラノビス距離
弊社は、IBM社のSPSS ModelerやR/Python言語を用いて各種統計解析案件をこなしてきていますが、先日、新たな統計解析テーマの案件に直面し、現在構築作業に向け調整中です。
その新たなテーマというのが、マハラノビス距離を用いたエラー判別という案件です!
マハラノビス距離とは、統計学で用いられる一種の距離であり、「普通の距離を一般化したもの」という意味でマハラノビス汎距離ともいうようです。
多変数間の相関に基づくものであり、多変量解析に用いられ、新たな標本につき、類似性によって既知の標本との関係を明らかにするのに有用である。
データの相関を考慮し、また尺度水準によらないという点で、ユークリッド空間で定義される普通のユークリッド距離とは異なる。
マハラノビス距離はクラスタリングなどの統計分類に幅広く使われる手法で、ある点をNクラスの1つに分類するのにマハラノビス距離を利用するには、まず各クラスの共分散行列を(普通はそれに属すことがすでにわかっている標本に基づいて)求める。
次に、試験標本が与えられたら、各クラスへのマハラノビス距離を計算する。そしてマハラノビス距離が最小となるようなクラスに属すとして分類を決定する。
これは上記の確率的解釈によれば、確率の最高となるクラスを選ぶことに等しい。
またマハラノビス距離とてこ比は、線形回帰モデルを作る際、外れ値を決定するのによく使われる。
他の標本集団からのマハラノビス距離が大きな点は、てこ比が高いという。これは、回帰曲線の勾配などの係数に対する影響が大きいということである。
という何が何やらロジックは、よく分からない話であるが、本案件では、非常に有用な手法であるようです。
品質工学の分野においては、マハラノビス距離を田口玄一氏が応用した手法として、MTS(マハラノビス・タグチ・システム)、MT法というのが存在するようです。
統計解析の分野も非常に奥が深いです。