Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

セキュリティア社「Shield Share」取扱開始

弊社でオリジナル開発し国際特許出願中のエンドポイントセキュリティ製品「Shield Share」株式会社セキュリティアが総販売代理店契約を締結した旨の発表が本日ありました!

これにより、セキュリティア社のメイン商材として「Shield Share」が位置づけされて、本日より本格的に「Shield Share」の営業が開始されます!

「Shield Share」は非常に簡易に運用することができますが、ICT端末からの情報漏洩行為はしっかりガードします!

「Shield Share」で企業内の個人情報や重要文書などが不正に盗られないように、しっかり保護しましょう!

データサイエンスは何でモデリングする?

ちまたではデータサイエンスという名のビッグデータ解析であったり、機械学習データマイニングといった形で統計解析のアルゴリズムを利用した分析(解析)が企業のデータ活用という側面で注目されています。

統計解析をシステム上でどう実現するか?という話では、弊社も取り扱っている「IBM SPSS」や「SAS」といった商用ツールを使うやり方とRやPythonといったオープンソースを利用した開発というやり方が主流です。

商用ツールは特に「IBM SPSS」はよくできていて、ノンプログラミングでモデル開発ができるだめプログラミングスキルのない方でも統計モデルが作れるのと、データサイエンティストのように統計解析の知識がなくても初心者でも統計解析モデルが作れるということで、プログラムスキルや統計スキルが無くても、誰でも統計解析ができるという目から鱗のツールです。またモデルの改修もGUIで簡単に再構築可能です!

しかしながら商用ツールは当然ライセンス費用というものが必要になるため、ここが高額だと、オープンソースでの開発のほうがコストメリットがあると判断されます。

但し、オープンソースの場合は、RやPythonの言語を使用したプログラム開発スキルが必要になりますし、モデル設計は統計解析の知識(データサイエンティスト)が必要になります。よって、通常のシステム開発プロジェクトと同様に要件定義や設計をするためのデータサイエンティストのコンサルティング工数やRやPythonでのプログラム開発工数が必要となりますし、モデル改修も容易ではなく、再コーディングが必要になります。

ここまで言えばお分かりかと思いますが、オープンソースでの統計解析モデルの開発は結果的にかなりの高コストが必要になることは間違いありません。宣伝になりますが「IBM SPSS」のライセンスコストは、想像されるよりもずっと割安ですし、しかも機能的にお得となれば使わない手はないと思います!

IBM SPSS」は弊社イチ推し製品でもありますので、デモを含め、ご興味ありましたら、お問い合わせください!

Microsoft PowerApps

Microsoft社がクラウドサービスのAzure上で、WebやiOSAndroid、Windows10でデプロイ可能なアプリ簡易開発環境として「PowerApps」というサービスを開始しています。

簡易GUI上でアプリ開発が行えるのが特徴であるのと、Azure上で提供されているPaaSとの連携や約200種類のDBや他社システムとのコネクターが準備されていたりと開発生産性が良さそうです。

コスト的にはOffice365の一部のライセンスに「PowerApps」の使用権がバンドルされているため、Office365ユーザーは無料で「PowerApps」が利用できるというのも利点です。

Office365ユーザーで、クラウドを利用したアプリケーションを構築されたいという方には有効な手段だと思われます。

弊社は、クラウドサービス構築に関しては、MS AzureやIBM Cloud、AWSでの構築が可能ですので、お客様の利用形態、利用目的などに応じて、どのサービスを使うのがベストかを考えご提案させていただきます!

WatsonがiOSで動く

IBM Cloud上で提供されているPaaSの「Watson API」サービスの中の「Watson Visual Recognition」という名の静止画像の解析(認識)エンジンで作成した学習モデルをApple社の iOS上で新たに機能拡張された「Core ML」という機械学習モデル上にデプロイすることが可能になったようです。

利用としては、これからでしょうが、iOS上でCore MLで作成されたWatsonベースの画像認識モデルを搭載したアプリを作ることが可能になるということで、Watson とiPhone/iPadとの連携利用が今後進むきっかけになるのかもしれません。

また、これはユーザーにとってもメリットのある話で、Watson APIはPaaS提供ですので、基本的にオンライン(IBM Cloudへのオンラインアクセス)利用が前提となってましたが、作った学習モデルをCore ML上にデプロイ可能なことにより、オフラインでの利用が可能となり、IBM Cloudへの従量課金料金も抑えられる効果があります。

画像認識を利用したiOSアプリを作成したいというお客様は、ぜひ「Watson Visual Recognition」の採用を検討されてはいかがでしょうか?弊社が構築支援でお手伝いいたします!

祝!創立20周年!

弊社(株式会社クリエイターズ・ヘッド)は、昨日5月18日をもって記念すべき創立20周年を迎えました!

これもひとえに自分たちの頑張り、いえいえお客様に支えられてきた結果だと思っております!

弊社も20周年を迎え、新たな気持ちで先進のテクノロジー分野にあくなきチャレンジをしていき、次は30周年に向かって飛躍の10年となるよう、社員一同力を合わせて突き進んでいく所存ですので、これからもクリエイターズ・ヘッドのこと、引き続き、よろしくお願いいたします!

PaaSのリスク

現在、IBM Watsonもそうですが、IaaS(Infrastructure as a Service)というデータセンター的な考え方に近いインフラ基盤をクラウドサービスで提供する形態から、ミドルウェアAPIといった各種サービスをインフラと併せて提供するPaaS(Platform as a Service)といった形態のものが、IBMMicrosoftを中心にAWSも提供を本格化しています。アプリケーションまでいくとSaaS(Software as a Service)となりますが。

弊社もIBM Watson APIを中心としたIBM CloudのPaaSサービスであったり、Machine Learning系のAPIを利用したMicrosoft AzureのPaaSサービスを利用した開発を手掛けていますが、確かにハードウェアの運用負荷や開発生産性的にはPaaSを利用したクラウドサービスが有効だと思いますが、実はPaaSを使った開発をするリスクとして、APIなどの提供サービスが突然バージョンアップの名のもと仕様変更になり、データ構造が変更になったり、APIの仕様自体が変更されると、新しい仕様に合わせるために最悪はシステム移行する必要がでてくる可能性があるというリスクをはらんでいます。また突然、提供サービスが無くなって異なる新サービスが後継として出てきたりします。

また、オンプレミス製品とは異なり、PaaSの場合は、お客様都合でなくメーカー都合で予告なしに勝手にサービス終了やバージョンアップされてしまうということです。

日本のソフトウェアハウスが同様のPaaSを手掛けている場合は、恐らく過去の仕様を踏襲した形でのバージョンアップをするのがお客様満足度に繋がると思われますが、そこは海外ベンダーのものは目まぐるしく新機能や機能拡張の名のもと新しくしていくことがお客様満足度に繋がるという考え方のようで、過去の資産にはこだわらないようです。

当然、移行が必要になれば別途有償での対応となりますので、お客様にとっては今まで使えていたシステムが上記が原因で突如動かなくなり、予期せぬコスト負担をしいられるリスクをはらんでいます。弊社のようなPaaS開発ベンダーは、このようなリスクがあることを構築前にお客様に説明するようにしていますが、なかなか理解いただけないこともしばしばで困ったものですね!

ITシステム営業の心得

私も長年、ITシステムの製品サービスや受託開発の営業を担当していますが、異業種から移られた方や若手の方には、なかなかITシステムの営業というのは難しいようです。

私も彼らに営業テクニックとして、どうすれば良いか?を伝えるのは、かなり難しいところもありますが、私なりのテクニックというか心得を整理したいと思います。

まずテクニック的な話になると、基本的にはお客様にしゃべらせて聞き手にまわるというのが基本なため、聞く力というのが商談では重要だと思います!

ただ単に聞くだけでいいのか!と思うと大間違いで、聞く力を養うには効果的な相槌も必要ですし、相手の言いたいことを興味を持って聞き、正確に理解して自分なりに消化することが重要です!相手の言いたいことを正確に理解するには、お客様の業種はもちろん職種に関する予備知識を養うことも必要ですし、ITトレンドなどの知識(引き出し)を備えておくことも大事ですね!また分からないことは、恥ずかしがらずにお客様に教えてもらうことも必要で、中途半端な知識で理解したようなふりはしないほうがいいと思います!またお客様の言いたいことに共感する(関心を持つ)ようにできれば、お客様も気持ちよく会話いただけるはずです!

また、上記のような会話のテクニックを心がけたとしても、肝心なところが抑えられていない方も多く見受けられます。肝心なところというのは言わずもかな営業ですので、自分の商材(自社製品サービスや開発であれば自社開発者スキル・経験など)を正確に理解して、セールスポイントは何か?競合との差別化ポイントは何か?などを抑えて、簡潔にお客様に訴求して販売できるようにならないといけません!

あとは営業としては、お客様の予算、最終的なデシジョンメーカーが誰でデシジョンフローはどうなっているか?、ニーズ、スケジュールはしっかり抑える必要があります!

ITシステム営業って、かなり日々の勉強や経験が必要で、お客様との交渉術も必要で大変な仕事ですがクリエイティブな仕事だと思いませんか?