Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

AI導入は、精度追及よりも省力化が重要!

弊社にも最近、さまざまな分野のお客様からAI(深層学習)を利用したシステム化の相談がきておりますが、一昨年や昨年あたりの傾向としては、AIシステム導入には、AIに関する認識率や予測精度を100%に近い精度を求める案件が多かったのですが、最近では、お客様もAIシステムの本質が見えてきているのかもしれませんが、精度よりもシステム導入においての省力化というところがキーポイントになってきているような気がします。

その背景には、政府が推進する働き方改革や日本の労働人口の減少、工場などのいわゆる作業員(ブルーカラー)が若者から毛嫌いされており、ブルーカラーの労働者確保が厳しいといった問題により、これまで人が熟していた作業を極力システム化して、これらの労働者問題に対応したいという話から、まずは、いままでの人の生産性レベルの業務処理を機械が肩代わりしてくれれば満足で、人以上の処理精度が出れば、それはそれでより満足度が高まるということです。

AIのメリットは、機械学習とも呼ばれるように、最初は学習効果が低いとしても、パターンなどを学習していくことで学習効果が高まり、将来的に精度向上につながる日々進化する仕組みです!

また、ベテラン社員の高齢化によりスキル(暗黙知)伝承という観点でも、AIでまかなえないか?という課題もあります。

いままで人が行っていた業務処理はさまざまで、工場で言えば、目視による検査処理はAIによる画像処理に置き換えたり、良品判定ロジックをAIが導き出したり、ラインの稼働情報から改善ポイントをAIが自動でリコメンドするなどの分野でAI活用が始まっており、営業の販売予測作成や受発注業務処理にAIを利用した自動化をしたいという話も増えています。他にも検品や棚卸業務の効率化という観点でAI画像処理を活用したいという話もあります。

弊社でも思いもかけなかった利用(業務)用途で、AIを利用した省力化を実現したい!といった相談を受けていますが、弊社はそれらを着実にAIシステムで実現していっています!

お客様で業務の省力化をAIで実現できないか?といった相談があれば、お気軽に弊社までご相談ください!