Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

Watsonが、あなたに適したプログラミング言語を診断

IBMの「Watson API」を利用して、システム開発者の特性に合わせて適したプログラミング言語を診断してくれるというユニークなサービスがリリースされたようです。

以下、excite記事の転用になりますが、
ITデベロッパー特化型プログラミング言語診断コンテンツ「Hello {{New}}World」が6月5日にオープンした。IBMのAIを使ってユーザーが過去にTwitterでつぶやいた単語を分析し、個人の性格に適した言語を示してくれるというものだ。

AIがツイートの傾向からプログラム言語を診断!

とことんIT開発者向けに特化した内容となっており、トップページはプログラミング言語の説明書風デザイン。診断は「HelloNewWorld(@twitterのアカウント名);」という部分にTwitterのアカウント名を入れると実行できる。
診断結果として表示されるのは、5種類のプログラミング言語(Go、JavaScriptPythonRuby、Swift)の中から1つ。しかし診断結果はソースコードをモチーフに記載されるので、IT関係の技術者でなければ読むことができない。

「Commentary」という欄に日本語で診断結果が書かれている。
例えば「Swift」と診断された場合、「時代の最先端を走り続けるiOSアプリの開発に不可欠なSwift。Swiftの使い手には、知的好奇心と変化許容性が必須条件として要求されます」「そんなプログラミング界のファッションリーダーとも言えるSwiftプログラマは、最新バージョンの学習を一通り終えると、世界がまた少し美しくなったことを理解し、一人呟くのです。“Hello new world”」といった文面が。プログラミング言語に詳しい人であれば、思わず笑ってしまうような内容になっている。

SNS上では、診断結果を報告する人が続出。「誠実性が高い『Go使い』って出てきた。よくわかってるな」「自由と秩序を愛する『Python使い』って言われたからPython極めることにする」「情熱的な『Javascript使い』か…」といった声が寄せられていた。

ものは試しにIT開発者の方で、Twitterでよくつぶやいている方は試してみてはいかがでしょうか?

Box World Tour Tokyo 2018盛況のうち終了

昨日、芝のザ・プリンスパークタワー東京で開催された「Box World Tour Tokyo 2018」にて弊社エンドポイントセキュリティ製品「Shield Share」のBox対応版である「Shield Share for Box」を販売代理店のジェクシード社ブースにて出展・アテンドしてきました!

あいにくの雨模様の天気の中でしたが、非常に多くのお客様に来場いただき、トータルで約2,500名ほどの来場があったようです。

昨年に比べ、来場者が増え熱気が増したのは確かですが、Boxを利用中のお客様が増えているなぁという印象を受けました。

よって、ピンポイントで「Shield Share for Box」を見にいらしていただいたお客様もいらっしゃいましたし、とても多くのお客様に「Shield Share for Box」のデモ紹介をさせていただき、商品カタログもはけて盛況でした!

Box人気にあやかってと言っては何ですが、ジェクシード社とともに「Shield Share for Box」が多くのお客様に導入いただけばありがたいなぁと思います!

個商ビジネス

スマホの普及にも伴い、いろいろな新しいサービスビジネスが生まれておりますが、気になるのは個人間の売買というサービスですね!最近では、「メルカリ」を始め、「ジモティー」などCMでも連日流されていますが、個人がお手軽に簡単に仲介業者を介さずに直接売買できる点がポイントですね!「メルカリ」では、車などの高級品も売買されており、なんでもありの様相を呈しておりますが、やはり社会(産業)規制が障壁になるような売買は、まだハードルが高いのではないでしょうか?

車であれば法務局への登録が必要だったり、住宅であれば宅建資格が無い人を介さずに売買できるか?だったり、民泊の規制などです。

でも、今後、個人売買のムーブメントが一層高まってくれば、これまでの産業障壁を越えた新ビジネスが生まれるかもしれませんね!

また、昔、商売をされていた方や現在、商売をされている方で商品はあるが商圏に困っており、ECサイトを作るまではいかないがという方には、「メルカリ」のようなサービスを利用した販売というのは価値があると思います。

このような個商ビジネスというのがサイドビジネスとして確立し、今後経済を活性化する一翼を担っていくのかもしれません。

 

ややこしいシステム開発契約形態の違い

弊社も受託開発をいろいろと手掛けておりますが、さすがに長年開発営業をしていると契約形態に関して理解していますが、この業界に入ってきたばかりの方や新人の方でシステム開発営業になりたての方はこの契約形態は、なかなかややこしいと思われます。

私も最初はかなり戸惑いましたので。

そこで、簡単にシステム開発の契約形態をまとめさせていただきます。

まず、開発契約には大きく分けて3種類あり、請負契約、準委任契約(SES)、労働者派遣契約です。契約形態の違いは、下記の表を見ていただければと思いますが、

 

      請負契約    準委任契約    労働者派遣契約
契約内容 仕事の完成 業務の処理 労働への従事
指揮命令権 受注側 受注側 派遣先(発注側)
報酬支払い 検収後一括 一定期間ごと 一定期間ごと
完成責任 あり なし なし
瑕疵担保責任 あり なし なし
規定のある法律 民法 民法 労働者派遣法
成果物 検収条件に伴う 作業(業務)報告書  

 

違いのポイントは指揮命令権のところで、請負と準委任は受注側すなわち請負った開発会社のほうにエンジニアの指揮権があり、派遣先(お客様)のほうの指示で動くことは禁止されています。ここがかなりグレーになる部分で、特に準委任の場合では、必ずエンジニアの管理者を開発会社側で置かなければいけません。派遣契約との切り分けもこの部分が大きいところではあります。

次の違いのポイントは、当然ながら完成責任の部分で、請負は完成責任があるのに対し、準委任や派遣は完成責任がないので、システムが契約期間内に完成していなくても月単位で作業報酬は支払わなければならず、未完成でも契約期間が完了したので、契約が継続されなければエンジニアが帰ってしまっても仕方なく、契約を継続しようとしても、担当エンジニアが次の仕事が入ってしまったので、別のエンジニアがアサインされるか?最悪はアサインできないという事態に陥ります。

請負開発は開発会社側にもリスクは高く、その分、開発費が高額な提案になりがちですが、お客様にとっても、きっちりシステムが完成するまで開発会社が逃げずに対応してくれるので安心と言えます。

請負開発は、完成責任があるため作業場所は持ち帰りの開発も可能となるケースがありますが、準委任は契約期間中の作業契約のため、基本的にはお客様先常駐対応が基本になります。これは本当に作業しているのかがお客様から見えないと疑心暗鬼になるからかもしれません。(しかし居れば、ちゃんと働いているのか?と言うと微妙なところもありますが)

よって、完成責任が必要な設計や開発フェーズは請負契約が基本で、要件定義やテストフェーズは準委任契約でも良いと言えます。

また、請負契約では、完成システムの瑕疵担保責任が生じ、通常開発会社が1年間(契約によって異なります)の瑕疵担保責任を負う期間がありますので、その間にシステムの不具合が発生した場合、無償で修正対応する責任が開発会社に生じます。

しかしながら、1年目から開発会社と別途、保守契約を締結しているパターンが多いようです。 

その理由としては、

1.開発契約における瑕疵対応だけでなく、問合せ対応や切り分けもやってもらいたいから

2.緊急・夜間対応が可能となるから

3.解散してしまう開発プロジェクトメンバーを引き続き確保することができ、対応もスムーズになるから

などです。

最後に、偽装請負にならないようにすることも大切で、業務の再委託を禁止しているお客様もいらっしゃいますので、エンジニアの要員調整とともに、お客様との開発契約は後々トラブルにならないように慎重に行う必要があります!

アジャイル開発とウォーターフォール開発の見分け方

弊社もWebやオープン系のシステムから各種業務システムまで、さまざまな受託開発を手掛けておりますが、システム開発手法として、従来型の要件定義からスタートし、設計、開発、テストという流れで開発を行うウォーターフォールの開発手法が、納期の観点から仕様変更に伴う手戻り開発が難しい点やサービスインまでに長期間必要となる点などから、昨今ではアジャイル開発という仕様変更や短納期対応に柔軟に対応できる開発手法をお客様から要望されるケースが増えてきております。

お客様から短納期でのシステム開発であれば何でもアジャイル開発してくれと指摘されるような誤解があるのも事実です。

しかしながら、すべてのシステム開発アジャイルで行えば良いのか?と言えばそんなことはなく、やはり得手不得手があります。

それでは、アジャイルで開発すべきシステムはどのようなものがあてはまるのでしょうか?

例えば、試行錯誤を重ねながらサービスを改善していくようなシステムであればアジャイルが向きます。

また、WebサイトのUI変更や使い勝手の改善など、日々作ってリリースを繰り返す開発はアジャイルが向き、WBS(Work Breakdown Structure)を用いて、マスタースケジュールをひいて進捗管理しながら納期に向かって仕様通りに開発していくのは、ウォーターフォールが向いています。

アジャイル開発では、開発チームを作り、短期間の開発計画や開発、レビューといった通常イベントを繰り返しながら、少しずつシステム開発を進めます。

一般的にアジャイル開発は、スコープの調整により、必要最低限の機能を短納期に合わせてリリースできるところがメリットですが、アジャイル開発に慣れていないエンジニアが参画したり、スキルレベルにばらつきがあったりすると、うまくスケジュール通りに進まないケースも多いです。

既存システムに新しいサービス追加やサービス改善をすぐに対応するような場合はアジャイル開発が適しているが、バックオフィスの業務を支援するERPCRMといった基幹系システムのような高い品質が求められ、納期が決まっているプロジェクトではウォータフォール開発が適しています。

いずれにしても開発案件内容によってアジャイルで開発するか、ウォータフォールで開発するかを選択したほうが良いですね!

目的と手段のはき違え

最近、お客様に提案に行くと、明らかに目的と手段をはき違えているケースが多く見受けられます。

具体的に言うと、ITトレンドワードとなっている AI(Watson)、IoT、RPAなどのキーワードを主体に例えば「AIで何かしたいのだが、AIで何ができるの?」や「AIで業務改善したいのだが何ができるの?」といったようなAI部分を他のワードに入れ替えてもらえれば良いのだが、手段にざっくりとした興味があり、自分たちにどのように効果がもたされるのか?を教えてほしいという感じで、我々も結構困惑してしまい、結局はワードの基礎を教えるような話になっているように感じます。

やはりお客様自身が漠としていても構わないので、このような業務目的で、AIやIoT、RPAを利用して、このような導入効果をもたらしたいということがイメージできていないと提案に繋げるのは難しいですね。

まあプロダクトアウト的なセリングパターンであれば、手段優先での提案でも良いのかもしれませんが、たいていはそのプロダクトは塩漬けされてしまう可能性が高いため、マーケットイン的なアプローチで、お客様にしっかり導入メリットを享受いただき、できるだけ重宝して長く使っていただけるような提案を我々では心がけています!

ハイパーEXPOに参加してきました!

昨日、セキュリティア社が弊社エンドポイントセキュリティ製品「Shield Share」の総販売代理店になった記事を記載しましたが、昨日そのリリースに合わせ開催されたセキュリティア社の親会社にあたる株式会社ハイパーが初めて開催したプライベート展示会「ハイパーEXPO」に参加してきました!
参加して、まず驚かされたのがハイパー社の玉田社長が受付で来場者の方々に来場のお礼挨拶をしていたことですね。社長が先頭になって来場のお礼を丁寧にしている姿を見て、これは社員もやる気になるだろうな!と思うと同時に、お客様もハイパーファンになってしまうだろうな!と感心しました。
社長の挨拶に恐縮しながら展示会場に進むと次に驚かされたのが、ハイパーファンのもの凄いお客様の数で熱気に満ち溢れてました!
そしてセキュリティア社のブースに進むとこちらのブースにも人だかりができていて、その中でしっかり「Shield Share」がメイン商材として紹介されていて、大盛況でうれしくなり、思わずその場で助っ人として「Shield Share」の売り込みを手伝ったのでした!
お客様も非常に興味を持って聞いていただいたので、ますますうれしくなりました!
またセキュリティア社の社員の方々は休む暇もないくらいに続々と押し寄せるお客様対応に精を出されていて頼もしくもあり恐縮してしまうのでした。
セキュリティア社とハイパー社のおかげで「Shield Share」が脚光を浴びていきそうな予感がして、これからの販売展開にワクワク感がやみませんね!
非常に良い会社に総販売代理店になっていただいたと改めて実感した次第です!