システムの運用監視プログラムを自作してみました！

主に中小企業においてITシステム導入をしたもののシステムで何か障害が発生しても気づかなかったり、原因が特定できないというようなシステム運用に関する課題が多いのではないでしょうか？

この解決策として運用をベンダー任せにした場合、法外な運用コストを支払わなければならなかったり、障害検知するようなソフトを導入した場合のライセンスコストも高額だったりするため、主に費用負担が重荷になるのが難点です。

実は弊社もITベンダーでありながら、社内システムに関しては上記の課題を抱えておりました。

そんな際に、あるエンジニアが、それなら簡易なシステム運用監視プログラムを自作してしまおう！と立ち上がり試行錯誤の末、なかなかの出来栄えの運用監視プログラム開発に成功しました！

開発コンセプトとして、
・運用監視システム自体は、Linux系OS（CentOS）で動作
・エージェントレス（監視対象システム側への設定変更が不要）
　（監視対象システム環境：Windows、Linux、AWS）
・監視項目はプラグイン方式（実行形式、言語問わず）
・E-mailやE-mail以外の障害通知が可能（電話、Slack、Backlog）
を軸に開発スタートし、結果として、
システム上のさまざまな項目（CPUやRAM、DiskI/O、プロセス、システムログなど）に対する監視が可能となり、各項目に対して異常値が発生した場合、管理者へE-mailや電話などで通知する機能をはじめ、障害時のサービス確認が可能となり、異常検出時にWebサービス画面のキャプチャを通知メールに添付したり、コマンド実行が可能なため異常検出時にコマンド実行することで応急対応が可能となり、また障害発生時の状態を保存することもできるソフトが完成しました。

その他の機能として、グラフ表示や監視設定のエクセル管理、公開鍵認証、監視間隔や停止タイミングの設定が可能です。

まだ本運用監視ソフト自体の外販価格は決めておりませんが、ぜひ使ってみたいというお客様がいらっしゃれば格安でどんどん使っていただきたいと思っています！

ご興味のある方がいらっしゃれば、弊社までお気軽にお問合せください！