Creatorshead

株式会社クリエイターズ・ヘッドのつぶやき

健康増進型保険

弊社は、フィットネス用スマートウォッチ製品である「Fitbit」から得られるデータを収集・分析・活用する仕組みをフィットネスクラブなど向けに提供していますが、このIoB(Internet of Bodies)システム導入を助長してくれそうな保険ができましたね!

住友生命保険が7月17日付けで、新たな健康増進型保険「バイタリティ」の発表をしました。スポーツジムに通うなど健康につながる行動次第で保険料が毎年変動する仕組みを採用したのは国内で初めてになります。この分野は生保各社が攻勢を強めており、今後ますます類似金融商品が出てくると思われます。

ちなみに「バイタリティ」は、1日8,000歩以上歩いたり、がん健診を受けるなどの行動を重ね獲得したポイントに応じて4段階に評価され、保険料が最大30%引きになります。スターバックスなどと提携し、運動すればコーヒーが1杯無料になるといった特典も付け継続を促しています。「バイタリティ」の売り上げ目標は、10年間で500万件だそうです。

健康増進型保険では、第一生命保険が健診結果を提出すると保険料が割り引かれる商品を3月から4ヶ月で30万件を売り上げるなど先行しています。明治安田生命保険も健診結果で保険料をキャッシュバックする商品を来年4月に発売予定です。日本生命保険も健康への取り組みで得たマイルをギフト券に交換できるサービスを行っています。

健康増進型保険は加入者が健康になり生保が支払う保険金が減るほか、社会保障費の削減も期待できるとし、生保各社は開発・販売に力を入れています。

健康増進型保険との相乗効果で、弊社のIoBシステム導入数も増えてくれると良いなと願っております!

事業の選択と集中

弊社は、これまでさまざまなITテーマの受託開発に取り組んできましたが、逆に言うと節操なく何でも取り組んできましたが、このあたりでビジネステーマを絞って、いわゆる事業の選択と集中をはかっていきたいと考えております。

これから弊社が取り組むべき事業テーマとして考えているのは、

・AI

・IoT(工場、ヘルスケア)

・アナリティクス

・エンドポイントセキュリティ

の4つになります。この1つ1つのテーマとしても広いので、まだまだ絞り込みが浅いかもしれませんが、この4つの分野を有機的に結びつけてくことを考えており、それぞれのテーマに尖った自社製品・サービスを順次リリースしていく予定です!

乞うご期待ください!

音声ARの無限の可能性

AR(Augmented Reality=拡張現実)というと「映像」のイメージが強いと思いますが、「音」で現実世界に情報を付加するのが音声ARシステムで、最近注目され始めています。

同システムに対応したスマホアプリなどを用いて、ユーザーにさまざまな音声情報を送ることができます。

電通ライブと、インタラクティブコンテンツで知られるクリエーティブカンパニーのバスキュールが共同開発し、今年1月に「音声ARシステム」を発表しました。

技術面だけで見れば、展示物の前に立つだけで、作品の解説が自動で流れてくるような音声ガイダンスが当たり前になってもいい時代です。しかし、音声ガイダンスが進化しない理由として、美術館側の受け入れ態勢、来場者のデジタルリテラシーの課題などがあります。

それでは、来場者の操作を必要とせず、通常の回遊体験を阻害しないガイダンスはつくれないだろうか?そんな課題に対応するのが音声ARシステムです。

音声ARシステムが目指したのは、ユーザーのスマホとヘッドフォンを利用して、ユーザーの位置情報とユーザーの属性に応じた個別の音声や音楽の出し分けそれだけです。

でも、適用できるシーンや使い方は多種多様です。音声ARシステムの代表的な利用用途としては、美術館だけでなく、観光ガイド・野外イベント・音出し禁止エリア・常設大型店舗・盲人案内などのシーンで活用が見込まれます。

また、音声ARシステムの主な特長としては、

特長1:音は、目の前の「本物」を引き立たせる

視覚情報に寄った従来のARでは、目の前の展示物や風景に対して、スマートフォンなどのモニター上に補足情報や演出効果を出していました。しかし、モニター越しの体験では、せっかく目の前に「本物」がある意味がありません。

音だけの情報や演出は、展示物や風景そのものから目をそらすことなく、より深い体験を実現できるのです。

特長2:音は、美しい記憶への引き金

人間の得る情報量の約8割を占めるといわれる視覚情報。その視覚情報が足りないとき、人は自らの想像で、それを補おうとします。

この想像力を喚起する力が、音声にはあります。音は、美しい記憶を汚さずによみがえらせてくれます。

音声ARシステムもまだ出始めであり、これからどんどん発展していくでしょう。

適用シーンや用途も、まだまだあるはずです。音ならではの特長をヒントにしながら、音でしか表現できない拡張現実を弊社でもビジネス活用シーンを含めこれから探っていけたらと思っています!

手のひら認証で決済、手ぶらで買い物

面白い試みの記事を見かけたので記述しますが、富士通イオンフィナンシャルサービスの子会社イオンクレジットサービスが7月12日、生体認証技術を活用したカードレス決済の実証実験を、ミニストップの一部店舗で9月に始めると発表しました。

支払い時、クレジットカードやスマートフォンなどを取り出す必要がなくなる。

イオングループの従業員を対象に実施する。

イオンのクレジットカード決済システムと、富士通手のひら静脈認証技術を活用。
店舗内レジに設置したタブレット端末に生年月日を入力し、認証端末に手のひらをかざすと決済が完了するという。

利用には、手のひらの静脈の情報とイオンカードの情報をひも付ける事前登録が必要。

富士通は「手のひらは血管の本数が多く、複雑な配置であることから、認証精度が高く偽造は困難。非接触なので衛生的」と説明している。

実証実験の結果を踏まえ、イオングループ各社での利用可能店舗を順次拡大する計画だ。

とのことで、もう手ぶらで買い物ができる時代になってきたのですね!

AIスピーカーをビジネス用途で使えるのか?

個人ユース向けに利用が拡大しているAIスピーカーですが、導入コスト的にみても安価なため、これをビジネス利用するという展開が今後考えられるのではないか?弊社でも模索中です。

現在主要なAIスピーカーと言えば、Google社の「Google Home」、Amazon社の「Amazon Echo/Alexa」、LINE社の「LINE Clova」になります。

ビジネス用途とするとSDKAPIを利用した外部システム連携など拡張性が必要となりますが、これは現時点では、「Google Home」と「Amazon Echo/Alexa」が先行しているようです。

肝心なAIスピーカーのビジネス用途とすると、ぱっと頭に浮かぶのは、「Pepper」が主戦場だった受付ロボットでの利用や独居介護用ロボットでの利用なんかが考えられるところでしょうか?

今後、Apple社も参入してくる可能性が高いためAIスピーカー市場は、ますます活性化されていくと思われ、ビジネスユースでの利用も進んでいくと思われるため、具体的にどのような業務で利用価値を発揮するか?を深堀りしていきたいと思います!

RPA製品の潮流

ITシステムとして、最近、RPAが大流行であるが、RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略称であり、認知技術(ルールエンジン・機械学習人工知能等)を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みです。

RPAの仕組みを注視してみると、主力はWindows操作やアプリ操作をキャプチャーし、自動操作化していく仕組みとなっているようです。

上記に対応したRPA製品としては、大規模(約500万円以上)製品として、メジャーなのが、KOFAX社の「BizRobo/BasicRobo」や「UiPath」といった製品群となり、中小規模(約100万円)製品としては断トツ人気のNTTグループの「WinActor」や「Robopat」といった製品があります。

おおまかに実現できることは変わりなさそうですが、細かい機能差異はあるのですが、どの製品を選択すれば良いか?は難しい判断となります。

弊社は、簡易にコストをかけずに上記RPA環境を実現するツールとして、フリーソフトの「UWSC」というものに注目しております。上記のような簡単な画面操作の自動化であれば十分に実現できますし、ちょっとしたカスタマイズであればマクロも利用できます。自動化操作作成サービスは有料になりますが、ソフトウェアは無料のため、まずはRPAが使えるものか?検証してみたいというお客様は、ぜひ「UWSC」利用を検討いただき、弊社までご相談ください!

弊社が得意とするAI提案は?

弊社では、最近、お客様からAIを利用した業務システム提案依頼を多数頂戴しています!

そんな中、弊社が得意としているAIや機械学習ディープラーニングニューラルネットワークを利用した提案分野(パターン)とは、どういうものか?を整理させていただきたいと思います。

まずは、AI、機械学習ディープラーニングが最も効果を発揮すると思われる分野ですが、これは弊社では、認識(解析)系の分野と呼んでおります。主には、

・画像認識/診断
・動画認識
音声認識/語調分析
自然言語解析(意味解析)
スクレイピングロボット ⇒ SNSなどからの情報抽出
OCR

という技術を利用したシステム提案となります。

次に、予測(推測)系の分野になりますが、これはAIや機械学習という技術も使えますが、データマイニング(統計解析)の技術を利用するシステム提案になります。主には、
・需要予測
・予知保全(パターン分析)
・挙動予測
・リスク算定
・マッチング
クラスタリング

といったようなニーズに対応するものです。予測、パターン発見、クラスタリング、マッチングというニーズに集約されます。

その他のAI提案としては、
・チャットボット
・自動翻訳
・性格分析

といったニーズにも対応した実績があります!

このように弊社では、お客様の業務内容、手持ちのデータ、ビジネス課題、導入目的などからオンリーワンのIBM WatsonなどのAI技術を利用した最適な提案、構築をさせていただきます!